クレジットカード現金化の基礎知識 更新日:2021年05月31日

クレジットカード現金化で逮捕事例!利用者が逮捕されない2つの理由も解説

クレジットカード現金化を利用したいけど、バレたら逮捕される?

現金化は法律的にも線引きが曖昧で、利用するときのリスクを考えると不安ですよね。

結論、クレジットカード現金化の利用者が逮捕されることは、ありません。

しかし、過去に現金化業者が逮捕された事例は存在します。

この記事では、クレジットカード現金化で逮捕された事例や利用者が逮捕されない理由について解説していきます。

クレジットカード現金化は利用者が逮捕されることはないと言っても、利用は控えるようにしましょう。

1:クレジットカード現金化で逮捕された事例

クレジットカード現金化で逮捕された事例について、解説していきます。

2011年の8月5日に全国で初めてクレジットカード現金化業者が逮捕されました。

警視庁は、東京都台東区の東京都台東区の貴金属販売会社「インフィニティ」の元代表で飲食店経営の男を出資法違反の容疑で逮捕したのです。

提供されていたサービスとしては、1個30〜120円程度のおもちゃネックレスなどを利用者にクレジットカードを使って高額で購入させ、キャッシュバックで現金化をしていました。

クレジットカード現金化の全国で初めての逮捕者となり、見せしめのような逮捕と言えるでしょう。

しかし、このときに逮捕されたのは現金化業者です。

現金化の利用者は数百名に及びましたが、利用者からの逮捕者は一人としていませんでした。

2:クレジットカード現金化で逮捕されない2つの理由

前章でクレジットカード現金化業者は逮捕される可能性があることが理解できたかと思います。

それでも利用者が逮捕される可能性は、以下の2つの理由から低いと言えるででしょう。

  • 被害届が出されない
  • 立証が難しい

しかし、クレジットカード現金化利用者も詐欺罪などが適用されれば、逮捕される可能性はもちろんあります。「絶対に逮捕されない」わけではないことはご留意ください。

理由①:被害届が出されない

逮捕されない理由の1つ目は、被害届が出されないことです。

クレジットカード現金化で被害を被るのは、クレジットカード会社です。しかし、今のところクレジットカード会社が警察に被害届を出すような動きはないようです。

カード会社も現金化が行われないように対策をしていますが、その全てに被害届を出すとなると膨大な手間がかかります。

わざわざクレジットカード会社も警察も、現金化利用者を逮捕に動くことはないと言えるでしょう。

理由②:立証が難しい

理由の2つ目は、立証が難しい点です。

クレジットカード現金化を行う際に、換金率の高い商品をクレジットカードで購入して転売する方法があります。しかし、ここで現金化目的で購入したと立証するのが非常に難しいのです。

利用者があくまで個人的な理由で購入したと言い張れば、それまでとなります。

警察にしてもある程度は立証できる見込みがないと、逮捕にまで踏み切ることはしません。

3:クレジットカード現金化は利用規約違反

前章まででクレジットカード現金化で現金化業者は逮捕される可能性はあるが、利用者は逮捕されないということが理解できたかと思います。

しかし、クレジットカード現金化はあくまでグレーゾーンの行為です。

いつ利用者も逮捕されるかは、わかりません。

また、クレジットカード現金化で逮捕されなかったとしてもカード会社の規約には違反しています。

ここでは利用規約違反について解説していきます。

3-1:規約違反はバレる

クレジットカードの利用規約に違反しているからと言ってバレることはないと高を括っている方も多いのではないでしょうか?

クレジットカード会社は、利用者がカードを利用したとき決済会社を通してどのようなものを購入しているのか細かいところまでチェックをしています。

特に新幹線の回数券やギフトカードなどの金券類、家電製品やブランド品などを大量に購入している場合は、カード会社のシステムによって弾き出されます。

つまり、クレジットカード現金化を利用している可能性があると判別されるのです。

3-2:現金化がバレないためには

カード会社からクレジットカード現金化がバレないようにするには、どうしたら良いのでしょうか。

最も安全な方法は、そもそもクレジットカード現金化を利用しないことです。

それでも現金化を利用してバレないようにしたい場合は、優良なクレジットカード現金化業者を利用することでしょう。

現金化業者は、カード会社に現金化がバレない工夫をしています。現金化業者を選ぶ際は、老舗で優良な現金化業者を選択すると良いでしょう。

まとめ

クレジットカード現金化で逮捕された事例は、現在では現金化業者のみです。

利用者が現金化で逮捕される可能性は非常に低いと言えるでしょう。

しかし、今後、利用者が逮捕される可能性もあるので十分に注意が必要です。

そもそもクレジットカード現金化は、カード会社の利用規約違反に該当するので利用は控えることが望ましいです。